スーパーイントラレーシックって、どんなものなの?
スーパーイントラレーシックとは、どのような手術でしょうか?
A.
その質問に答える前にまず、「レーシック」と「イントラレーシック」の違いを明確にしましょう。これは術式の違いで、どちらの手術方法でも、フラップという角膜のフタを作成して角膜の曲率を変えることにより裸眼の視力をアップさせます。その際に、レーシック手術では、マイクロケラトームという眼球用の金属製カンナのような形をした電動メスで、眼球を往復することによりフラップを作成します。いっぽうイントラレーシックでは、イントラレースFSレーザーというレーザーを使用して角膜の曲率を変えるためのフラップを作成します。この使用する機器の違いイコール、「レーシック」と「イントラレーシック」の違いであるといえます。角膜を電動メスで往復させることによりフラップを作成するレーシックに対し、イントラレーシックはコンピューターコントロールによるレーザーでフラップを作成するため、角膜をより薄くスライスすることができ、手術の成功率が高く、手術後もレーシックよりも不具合が発生する確率が低いです。イントラレーシック手術を行う眼科医が近年増加傾向にあり、レーシック手術イコールイントラレーシック手術というイメージが定着しつつあるかもしれません。
、「レーシック」と「イントラレーシック」の違いについては分かりました。手術の際にメスを使うかレーザーを使うかという違いなのですね。では、スーパーイントラレーシックとは、イントラレーシックをスゴくしたバージョンなのでしょうか?
A.
やっと本題の「 スーパーイントラレーシックとは、どのような手術でしょうか?」ですが、このスーパーイントラレーシックと、従来のイントラレーシックとの違いは、お察しの通り角膜をスライスしてフラップというフタを作成するときに使用する、レーザー機器の違いです。イントラレーシックではイントラレースFSレーザーという機器を使用するのに対し、スーパーイントラレーシックではイントラレースFS60レーザーという機器を使用します。
やはり「イントラレースFS60レーザー」のほうが、名前からして「イントラレースFSレーザー」よりも立派そうな感じがしますね。
A.
以前はイントラレースFS30レーザーが主流でしたが、アメリカのイントラレース社のイントラレースFS60レーザーを置いているところも多いようです。イントラレースFS60レーザーでは、角膜のフラップ作成がすべてコンピューターコントロールで行われるため、フラップの厚さや大きさなどを機械で設定できます。このため、比較的手術経験の浅い眼科医でも、安全で正確にフラップ作成手術が行えるようになりました。角膜は5層から成っていますが、上の2層を切り取って、エキシマ・レーザーという、細胞をほとんど火傷させずに切除できる特殊な高エネルギーレーザーを照射し、最後にまたこのフラップを戻して自然にくっつかせて視力の回復を図ります。このとき、角膜のフラップのスライスをきれいにすることによって、術後の不具合を防ぐことができます。
