レーシックで過矯正なるって本当?
レーシック手術により過矯正が起こることがあること聞いたことがあります。過矯正とはどういうもので、どんな時に起こるのでしょうか?過矯正により起こる不具合とはどのようなものですか?
A.
レーシックで起こる過矯正とは、手術によって視力が良くなりすぎてしまい、近視から遠視になってしまう状態を指しています。レーシック手術は、レーザーを角膜にあてて削ることで近視を矯正する手術です。レーシックで視力を上げると遠くのものがよく見えるようになります。ただ視力が上がりすぎてしまった場合は、その分、近くのものにピント合わなくなり見えづらくなる事もあるのです。
度の強い眼鏡をかけると異様に遠くのものが見えるかわりに、手元はぼやけてしまいます。また目の前がクラクラして眩暈したり頭痛がすることもあるでしょう。過矯正は眼鏡をかけていないのに、このような状態になってしまうのです。
この過矯正には様々な原因が考えられます。レーシック手術を受けた直後は、まだ角膜が馴染んでおらず、視力が安定した状態にありません。最初は過矯正を感じても、大抵は2~3ヶ月で視力が安定してくるので、手術後しばらくは様子をみる必要があります。
また事前の打ち合わせ不足も考えられます。例えば手元をみて細かい作業をする人や、オフィスワークが中心の人は、近くのものにピントを合わせた方が生活がしやすく、眼が良すぎるとかえって疲れやすくなります。両目とも1.0程度あれば充分なのに、2.0にしてしまえば不具合が出ても不思議ではありません。手術を受ける前に、自分のライフスタイルをよく考えて、どの程度の視力が必要かを病院側にしっかりと伝えておく必要があります。
事前の角膜の検査が正確でなかったり、医師の経験不足、さらに使用する機器が古いタイプものだと、微妙な誤差が生じて過矯正が起こってしまう事もあります。再度調節する手術をすることは可能ですが、二度手間になってしまったり、また近視になってしまう事も考えられます。
こういった問題を減らす為には、事前の打ち合わせや病院選びが重要です。病院側には普段の生活に必要な分だけ視力を矯正するように依頼し、事前の打ち合わせや確認をしっかりと行って下さい。また設備が整っていて、アフターケアまでしっかりと診てくれるところを選ぶことで過矯正を起こりづらくすることが可能です。
